ハルジオン

学名 Erigeron philadelphicus
別名 ハルジョオン、ハルシオン
春紫苑 分類 キク科アズマギク属 (多年草) 要注意外来生物
牧野の命名。春に咲くシオンの意。ただしシオン属ではない。 原産・分布 北アメリカ原産。(大正時代に渡来、関東地方より拡大)
神奈川県 全域に広く帰化。畑、道端、土手などどこにでも生える。
花の時期 4月〜8月


群生。多年草であり種子でも増えるので、繁殖力、定着力が強い。
古い株は大きく、1年株は小さい。大きさの異なる株が混ざる。どこでも見るが、それだけに要注意外来植物である。
横浜市港北区篠原園地 070423


花の色は白から淡紅紫色まで変化がある。
当初は園芸植物として移入され、紅紫色の花が多かった。
あるいは空気がきれいなところでは赤みがかかるとの説も。
上野原市秋山 120525


よく似たヒメジョオンに比べ、舌状花が多く大型の花。ウスバシロチョウが好むとされる。
横浜市港北区篠原園地 100419


ヒメジョオンとの相違点1。蕾がうなだれる。
上野原市秋山 120506


ヒメジョオンとの相違点2。葉の基部が茎を抱く。
上野原市秋山 120506


ヒメジョオンとの相違点3。茎が中空。
上野原市秋山 120506


冬を越すためのロゼット。
多年草であり秋には大きなロゼットを見ることができる。
上野原市秋山 131112


人の歩くルートに集中して群生しているハルジオン。
ルート以外では他の野草が密生しているが、ハルジオンは無い。
種子の形状は風媒だが、靴底について運ばれることも多いということか。
群馬県水上町赤谷 120602

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