オオバギボウシ |
学名 | Hosta sieboldiana |
別名 | ウリッパ、ウルイ、 | |
大葉擬宝珠 | 分類 | ユリ科ギボウシ属 (多年草) |
蕾の形が、橋の欄干の擬宝珠に似ているとしてついた名。葉が大きくなるギボウシの意。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州。日本固有種。 |
神奈川県 | 全域に普通に分布する。草原や明るい林内に生える。 | |
花の時期 | 7月〜8月 |
山野の草地や林床に生える。
大きな葉の中から長い花茎を伸ばし、白い花をつけると遠くからでも目立つ。
上野原市秋山 140710
大きな葉身が葉巻状に巻いたように芽生え、開いていく。
★食★下の写真のようにまだ巻いた状態を山菜として採取する。
山菜名はウルイ。山菜としての地方名がいろいろある。
柔らかくアクやクセが全くない。おひたしや汁の具などに最適。
上野原市秋山 150421
上野原市秋山 140528
花は花茎の先に総状につく。
花弁はわずかに紫色を帯びるが、蕾のときにそれがよく分かる。
上野原市秋山 140710
花被片は6枚、雄しべが6個。ユリ科の共通の特徴。
花言葉「落ち着き、鎮静、静かな人」
上野原市秋山 140710
実果は刮ハ。
擬宝珠に似ているのはこの実の形なのかもしれない。
上野原市秋山 140917
種子は非常に細かく粉状。
上野原市秋山 150301