マツカゼソウ

学名 Boenninghausenia japonica
別名
松風草 分類 ミカン科マツカゼソウ属 (多年草)
多くの丸い小葉が、風に揺れるさまの風情から松風をイメージしたのか?。 原産・分布 本州(宮城県以南)、四国、九州
神奈川県 丘陵から山地の樹林内に分布。相模川より西部に多い。
花の時期 8月〜10月


山地の林縁や林道脇などに生える。ミカン科唯一の草本。
茎は直立し上部で枝分かれする。高さは50〜80cmになる。
上野原市秋山 140916


一面の群生。
毒草ではないがシカが嫌うため食害を免れ、ところによっては優占種となる。
丹沢堂平 050816


葉は互生し3回3出羽状複葉になる。小葉は大きさが不揃いの楕円形、あるいは倒卵形で先は丸く、縁は全縁。
ミカン科の特徴で、葉に腺点があり独特の匂いがある。
大月市扇山 140902


枝先に円錐状集散花序をつけ、白い小さな花を多数つける。
花弁は4枚、雄しべは長さが不揃いで6〜8個ある。
花言葉 「揺らめく恋心、倦怠期」
丹沢堂平 050816


果実は4つの分果になる。一つ一つが種子になる。
上野原市秋山 150929


春の芽生え。
上野原市秋山 150513


柔らかい葉が山盛りになっていた。
上野原市秋山26夜山 180502


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