ヒルザキツキミソウ

学名 Oenothera speciosa
別名
昼咲月見草 分類 アカバナ科マツヨイグサ属 (多年草)
宵から夜間だけ咲くツキミソウとは異なり、昼にも萎まないための名。 APG分類 アカバナ科マツヨイグサ属 (多年草)
原産・分布 北アメリカ原産。大正期に渡来。
神奈川県 自生は無い。野生化している。
花の時期 5月〜8月


戦後に野生化し、日本の各地で栽培もされ、野生でも繁殖している。根茎が横に走り茎を出すため群生する。
茎は分岐して花をつけ、高さ50cmほどになる。
横浜市港北区 200515


葉は短い柄を持ち互生する。細い披針形、縁に波状の鋸歯を持つ。
横浜市港北区 200515


初夏から夏一杯、淡紅色の5cmほどの花を茎の上部に総状につける。写真は蕾で、咲く直前までうなだれている。蕾は4本の赤い綾が入った萼に包まれる。
横浜市港北区 200515


花は夜に開花するが翌朝になっても萎まない。
花弁は4枚、雄しべは8個、雌しべは1個で先が4裂し十字形になる。
花弁の周辺部の色が濃く、基部は淡い黄色になる。グラデーションが綺麗である。
花言葉「無言の愛、自由な心、固く結ばれた愛」など。
横浜市港北区 200515


横から見ると萼が片側に寄っていて、先が合着しているのがわかる。マントのフードを脱いだように見える。
横浜市港北区 200515


芽吹いた直後。強靭なドクダミの中で頑張っている。
横浜市港北区 230327

樹げむのTreeWorld Top