ツルマサキ

学名 Euonymus fortunei
別名 ツタカヅラ、マサキカヅラ
蔓柾、蔓正木 分類 ニシキギ科ニシキギ属 (常緑つる性木)
ツルになるマサキの意。 APG分類 ニシキギ科ニシキギ属 (常緑つる性木)
原産・分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮、中国。
神奈川県 全域に分布し、丘陵地からブナ帯まで生える。
用途 (特に無し)
山野の林内に普通に生えるとされているが、個体数がそれほど多いとは思えない。落葉樹に纏ついて冬にならないと目立たない。
気根で絡みつくタイプの蔓なので、台になる木を枯らすことは無さそうだ。が大きくなる。写真の木は台木以上に枝を横に張り出し、我が物顔である。


秋山二十六夜山
160330
マサキ樹
幹は灰褐色で、縦に浅い筋が入りマサキそっくりである。
主幹は他の木によじ登るが、枝は自立して横に張り出す。


秋山二十六夜山
160330
マサキ幹
葉は対生し、葉身は倒卵円形〜楕円形、革質で光沢がある。縁には細かな鋸歯がある。
花は両性花。5〜6月に葉腋に出る、小型の集散花序に淡緑色の花をつける。花弁、萼、雄しべは4個。
葉・蕾

大磯町
高麗山
070503
マサキ花
実は刮ハで球形。
熟すと4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が出てくる。
若い実

大磯町
高麗山
070923
マサキ葉
幼木の葉はテイカカズラの葉に似る。 幼葉

横浜市
港北区
070127
マサキ葉

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