ハウチワカエデ |
学名 | Acer japonicum |
別名 | メイゲツカエデ | |
羽団扇楓 | 分類 | カエデ科カエデ属 (落葉高木) |
葉の形が、天狗の羽団扇に似ているためについた名。 | 原産・分布 | 北海道、本州、朝鮮 |
神奈川県 | 丹沢のブナ帯に普通に生える。箱根は不明。小仏山地には稀。 | |
用途 | 庭木、器具材 | |
新緑の梢。 | 梢 丹沢 大室山 070505 |
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樹皮は若い内は、灰青色で滑らかだが、老木になると、不規則に剥がれるようになる。 | 幹 丹沢 丹沢山 040513 |
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葉は対生し、径7〜12cmで掌状に9〜11裂する。裂片は卵形で尖鋭頭、縁には重鋸歯がある。 類似のカエデと比較し、葉柄が葉身の半分以下と短い、葉柄が有毛、裂片の切れ込みが浅い、などの特徴がある。 大型で重量感があり天狗の羽団扇と呼ばれるのにふさわしい。 |
葉 丹沢 城ヶ尾峠 100624 |
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展葉と同時に、若枝の先に散房花序を出し、暗紅紫色の花を開く。雄花と雌花が雑居する。雄しべが長く突き出た花は雄花。カエデの雄しべは多くが8本。 若葉は、初め両面ともに白い長い毛があるが、後に無毛になる。 |
花 長野県 信濃町 黒姫 050501 |
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果実は偏平な翼果で、斜めに翼を開出する。熟すと2つに分かれてプロペラを回転させながら落ちる。 | 実 丹沢 城ヶ尾峠 100624 |
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葉が大きい分紅葉もきれい。 | 紅葉 丹沢 城ヶ尾峠 081012 |
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枝や冬芽は大きい。一年枝は紅紫色〜赤褐色で無毛。枝先の冬芽は、2個づつ対だが、1つのものもある。 | 冬芽 丹沢 丹沢山 060108 |