オニルリソウ

学名 Cynoglossum asperrimum
別名
鬼瑠璃草 分類 ムラサキ科オオルリソウ属 (越年草)
原産・分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮。
神奈川県 丹沢、箱根に分布。多くはない。
花の時期 6月〜8月


山地の林道脇や伐採地など明るい場所に生える。群生する場合もある。
茎は40〜100cmになり。全体に粗い毛がある。
上野原市秋山 140909


咲き始めの花序は螺旋状になる。花軸を伸ばしながら下から咲き始める。写真は秋の最後の花。花は3mmほどで小さい。花弁はるり色で5裂し、中心部に鱗片状の付属体がある。
上野原市秋山 140909


四方に長い果軸を伸ばし弓なりになる。
上野原市秋山 140909


若い果実。4個の分果からなる。
上野原市秋山 140909


カギのある刺を密生し動物の毛や衣類に着いて運ばれる。いわゆる「ひっつき虫」。散布時には分果は分かれて1つづつになる。
パイオニア種であり越年草なので実生の発芽率は良い。
上野原市秋山 150301

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